正確に時を刻みつづける。
スマートフォンで時刻がわかる時代。
今こそ、腕時計の存在理由が問われています。
電波塔や人工衛星の情報に頼ることなく、
自律した時計内部の機構だけで時を刻みつづけ、
1秒の尊さを表現する。
それは、腕時計の本質であり、
存在価値であると私たちは信じています。
年差という高精度を誇る、The CITIZEN。
シチズンが追求してきた技術の結晶が
ここにあります。
1年365日の
「1秒」を考える。
正確に時を刻みつづける。それは、時計本来が持つ重要な使命です。The CITIZENは時計の本質である精度に、誕生以来変わることなく向き合いつづけてきました。私たちは、精度というものを、1日でも1ヶ月でもなく、1年という時間のなかでとらえます。1年365日使いつづけても、その誤差をわずかにとどめる技術を生み出し、日常の連続性のなかで、自律して刻みつづける1秒の美しさを考えます。The CITIZENはそのために、選りすぐった水晶振動子のみを使用し、精密な部品を組み上げることで高精度なムーブメントを開発。部品から完成までを自社でつくることができるマニュファクチュールによって、年差±５秒、そして年差±1秒という高精度を実現しています。
水晶振動子は
6ヶ月寝かせる。
クオーツ時計では、ムーブメント内の水晶振動子の品質が、その時計の精度の鍵になります。一般のクオーツ時計でそのまま使用できるほど精度の高い水晶振動子であっても、The CITIZENではすぐに使用できるわけではありません。The CITIZENの年差±5秒モデルでは、できあがったばかりの水晶振動子を6ヶ月寝かせて周波数の特性を見極めます。そして精度の基準をクリアしたものだけを厳選し、ムーブメントに組み込んだ後にも計測を重ねたものだけが世に出ることを許されます。精度の追求。それは水晶振動子に、どこまでこだわれるかにかかっているのです。
※年差±5秒のムーブメントに限ります。
1日に1,440回、
自動で温度を測定する。
水晶振動子の精度にもっとも影響を与えるものは、温度です。真冬の凍えそうな屋外、真夏の太陽の下、私たちは想像以上に気温差をともなう生活をしています。たとえば、25℃で正常に時を刻むクオーツ時計は、5℃の温度差で1日に約0.1秒の遅れが生じます。通常のクオーツ時計なら気にならない誤差です。しかし、年差時計であるThe CITIZENにとっては非常に大きな誤差になります。そのため、The CITIZENでは「温度補正機能」を搭載。1分間に1回、自動的に時計の内部の温度を0.1℃刻みで測定して補正します。その数、1日に1,440回。温度差による周波数変動の補正を絶えず行なうことで、高精度を維持しつづけています。
一日の終わり。
日付は瞬時に切り替わる。
深夜0時、ぜひThe CITIZENのカレンダーに注目してください。0時ちょうどになると瞬時に日付が切り替わります。この「0時ジャストカレンダー更新機能」は、時計組立マイスターによる高度な針付け技術と、シチズンのエレクトロニクス技術が揃うことで、初めて完成します。
※一部のモデルには搭載しておりません。
2100年まで、うるう年を
覚えているカレンダー。
多くの腕時計のカレンダーは、1ヶ月を1日から31日で表示するため、1ヶ月が31日ない月は日付を調整しなくてはなりません。時刻はもちろん、日付も正しく表示することはできないか。その思いから、The CITIZENでは「パーペチュアルカレンダー」を搭載。この機能は永久カレンダーとも呼ばれ、月による日数のちがいや、4年に一度のうるう年の調整も自動で行うため、1世紀にわたって手動で更新する必要がありません。2100年まで、うるう年を気にせずにお過ごしください。
※一部のモデルには搭載しておりません。
海外旅行で便利な
時差設定機能。
海外にお出かけの際に便利なのが、「時差設定機能」です。The CITIZENでは、簡単なりゅうず操作で、正確に運針しつづける秒針と分針を止めずに、時針だけを1時間単位で動かすことができます。時針とカレンダーは連動しているので、時針が午前0時を越えると日付も切り替わります。ぜひ海外へThe CITIZENを連れて行ってください。
光の力だけで
動きつづける。
より使いやすい腕時計にするために、年差という高精度を光の力だけで動かすことができないか。これを可能にしたのが、シチズン独自の光発電技術「エコ・ドライブ」です。The CITIZENのエコ・ドライブモデルは、定期的な電池交換を必要とせず、一度フル充電すれば暗闇でも6ヶ月以上動きつづけます。太陽光はもちろん、部屋の蛍光灯など日常のわずかな光でも駆動できるように設計されているため、日常で腕時計が止まる心配をすることなく、安心してお使いいただけます。
※一部のモデルには搭載しておりません。
